M.アコスタ~マシソンの覚醒と同時に来たリリーバー

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やっほーおはあんず~

今回取り上げたいのは、メジャー通算233登板の実績を持った助っ人右腕、マニー・アコスタ投手です。

中継ぎ陣の一角として期待されたものの、自身の離脱中にマシソンが絶対的な存在になり、結局思うような活躍ができなかったアコスタについてまとめていきます。

主な経歴

パナマ出身の野球選手として、アメリカでキャリアを始めると、2006年はWBCのパナマ代表に選出。翌2007年にはメジャーデビューを果たすと、その後6年間で233試合に登板。

実績十分の元メジャーリーガーとして、2013年から巨人に加わりました。



巨人では開幕を順調に1軍で迎えたものの、1試合に登板しただけで、故障のため登録抹消。

2ヶ月半後の交流戦再開頃から1軍に復帰して、当初は無失点が続いたものの、5試合目の登板で打者4人に対して2安打2四球と大荒れ。

ここから歯車が乱れはじめ、ピリッとしない投球が続いて、8月2日にホームランを打たれたのを最後に登録抹消。

その後再び1軍に戻ることはなく、この年限りで巨人を退団しました。

 

通算成績

H
2013 14 1 0 2 13 12 4 5.54
14 1 0 2 13 12 4 5.54

来日前のメジャー成績は、233試合で防御率3.99。防御率はまずまずよかったんですが、四死球の多さ(与四死球率4.25)に課題がある選手として扱われていました。

ところが日本では、13イニングで4四球(ファームでは11回1四球)と、そこまで制球に難はみられず。

むしろシンプルに打ち込まれるシーンが目立ち、被打率3割で4被本塁打。

期待された、球威でねじ伏せるピッチングは叶いませんでした。



PICK UP GAME

2013年6月25日vs広島第10回戦(マツダスタジアム)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
0 0 0 0 0 2 0 4 0 6
1 2 0 0 0 1 0 0 0 4

:M.アコスタ(1勝)

:河内貴哉(1敗)

セーブ:西村健太朗(2勝17S)

試合概要

ここまで対広島戦7勝1敗で迎えた3連戦の初戦は、菅野智之、野村祐輔の同世代対決に。

ルーキーながら、ここまで防御率2.48と抜群の安定感を誇ってきた菅野だったが、この日は序盤で捕まり2回までに3失点。苦しい立ち上がりとなる。

一方打線は野村祐輔の前に苦戦が続き、5回まで3安打で無得点。それでも6回に阿部慎之助の2点タイムリーでようやく得点を奪い、その差を1点に縮めた。

 

このまま流れに乗りたいところだったが、裏の菅野智之が踏ん張りきれず、ホームランで突き放されてしまう。

いよいよ苦しくなってきた巨人だったが、8回。野村祐輔の交代を足がかりに2アウト満塁のチャンスを作ると、代打・矢野謙次のタイムリーで同点に。さらに続く村田修一にもタイムリーが飛び出して。この回一挙4得点。

一気に逆転に成功すると、8、9回は山口鉄也→西村健太朗の盤石リレーで逃げきって試合終了。

劣勢を跳ね返して、見事な勝利を飾った。

活躍

アコスタは開幕直後から登録を抹消されていたものの、このカードから戦列復帰。この日も早速ブルペンでスタンバイしていました。

すると2点ビハインドの7回に、2番手投手としてマウンドへ。

これ以上突き放されると厳しくなる展開で、先頭バッターに内野安打。送りバントで得点圏に背負ったものの、後続を2者連続三振で3アウト。

任された1イニングを無失点で切り抜けると、打線が直後に逆転。これによって、アコスタの来日初勝利となりました。



思いで

アコスタといえば、投球前に大きなお辞儀をするような、独特のフォームの印象が強いです。

何なら今となっては、その印象しかないまであります。キャンプ中継でやたらと取り上げられていました。

 

選手としては、来た時期が悪かった面もありますね。

この年の開幕時点で、ある程度戦力として期待が持てた外国人は、マシソン、ホールトン、アコスタ、ボウカー、ロペスの5選手。

このうち本当に計算できたのはホールトンだけで、ボウカーはポストシーズン数試合だけの様子見残留。マシソンは前年離脱もあり、今年はどうなるか見当がつかず、ロペスもやってみないと分からない。

さらにクローザーの西村健太朗もまだ1年務めただけと不確定要素が多く、メジャーで中継ぎ実績があり、ベテラン格(32歳)のアコスタの存在は必須にも思われていました。

 

ところが蓋を開けてみると、まずロペスとボウカーが春先揃って大爆発。さらにマシソンも安定感抜群で、西村健太朗も心配なし。当然ホールトンも必要となり、外国人枠は全て埋まった状況に。その結果、故障で抹消されたアコスタは、ただの不確定要素として残り、復帰も待望されなくなっていました。

アコスタは結局防御率5点台で、ただの「ハズレ外国人」として認定されていますが、正直防御率2点台くらいで好投していたとしても、「来てくれてありがとう」レベルの扱いは受けなかったと思います。翌年の立場や契約も微妙だったことでしょう。

 

マシソンの覚醒と同時にやってきてしまった助っ人リリーバー。

その後メジャー復帰どころかマイナー契約さえ取れなかったことからも、外国人選手が日本に来る一定のリスクを感じさせられる事例でした。

じゃあね~また明日~

おつあんず~





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