ディプランの支配下登録はなぜ?理由や狙いとは?

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やっほーおはあんず~

本日2020年3月31日に、NPBから巨人の育成選手であるナティーノ・ディプラン投手の支配下登録が発表されました!

ディプランは昨年行われたドミニカでのトライアウトを経て、今年から巨人に入団。キャンプインからわずか2ヶ月でのスピード出世となりました。

今回は、そんなディプランの支配下登録について、考えていきたいと思います。

 

支配下への道のり

まずはディプランのキャンプインからのどうこうを振り返ります。

キャンプをファーム組でスタートしたディプランは、まず1軍での紅白戦に登板。しかしここでは1イニングに3本の安打を集中されて3失点。結果を残すことは出来ませんでした。

それでも宮崎第3クールから1軍に合流すると、沖縄に移動してサムスンとの練習試合に登板。ここでも初回2失点と躓きましたが、以降は修正して3回2失点。

この登板をもって、一度ファームに戻って調整を進めることになりました。

 

そこからしばらくファームの先発投手としてアピールしていたディプランは、3月8日のオープン戦で1軍再合流。

先発登板の機会が与えられると、阪神打線を相手に5回を投げて3失点。結果は微妙な内容でしたが、宮本コーチに「1軍の実力はあると感じた」と言わしめました。

そこから再びファームに戻ると、幾度かの登板の後3月28日の2軍3軍紅白戦に先発。大多数がオープン戦を1軍で戦った2軍打線を相手に5回2失点の投球をして、判断を仰いでいました。

このようにディプランの場合、先月末に支配下登録されたモタなどとは違って圧倒的な結果を残していたわけではありません。

「まぁまぁ使えなくはなさそうかな?」

くらいの認識の投手が、なぜ支配下登録されたのか。それが、今月末に迫った制限時間にありました。

 

最大の理由

今回このタイミングでディプランが支配下登録された最大の理由。それが、「規約による支配下登録期限」にありました。

NPBの育成選手に関する規約にこのような一文があります。

「初年度26歳以上の育成外国人の支配下登録期限は、同年3月末とする(要約)」

要するにこれに当たる選手の場合、3月31日までに支配下にしない限りはその年支配下にできないというわけです。そしてディプランはと言うと、今年27歳の現在26歳。これにばっちり該当します。

従って、3月いっぱいまでにディプランを支配下にするか否かの判断を、1軍首脳陣は強いられてきました。その為に紅白戦に投げさせ、1軍に呼び、練習試合に投げさせ、オープン戦に投げさせ……と段階を踏んで、「まぁいいだろう」ということで登録される運びになりました。



モチベーション

実際問題として、このディプランはよほどの難点が見つからない限りは上げる流れになっていたと思います。

まず一番大きいのがモチベーションの問題です。

3月31日までに支配下になれなければ当分は無理というのは、当然本人も分かっています。支配下になって大金を稼ぐ目的で来日している育成外国人が、最初の2ヶ月でその現実に直面した場合、残りシーズンに身を入れて練習できるかは疑問なところです。そして身を入れてくれなければ、大化けすることもありません。

そもそもこういった外国人選手は、ある程度化けることを前提として獲得しているので、その可能性を薄くする選択肢は球団としてもとれないでしょう。

本当に大切なのは、「今年使い物になるか」よりも、「この先チームを救いうるか」です。そのための第一段階として、今回の支配下登録に繋がりました。

ディプランの武器

そんなディプランですが、ここまで数試合を見た限りだと、制球面で大きな不安はないように思えます。失点した試合でも、この点で大きく崩れることはありませんでした。

そして武器になりそうなのが、微妙に動くストレート。これでゴロを打たせる投球が持ち味になります。

このタイプの外国人は成功するケースからだめなケースまであるんですが、長期的な視野で見る分には育てやすいと思います。仮に来年出てきてくれたとしても、まだ27歳。

普通の外国人だと結果を出してメジャーに帰られるリスクがありますが、自前ルートなのでケアしやすいのも特徴です。



支配下登録のリスク

あとはとにかく、今年限りで見限られないことです。ディプランは支配下になったことによって、このリスクが一気に高まりました。

枠を圧迫する一因になったということなので、やっぱり厳しそうだと判断されたらその時点で切られます。そのためにもまず今年は、「来年契約してもらうためのシーズンにする」くらいのイメージでちょうどいいかもしれません。

 

ということで書いてきましたが、支配下になったとは言え、現実問題として今年1軍で登板できるかはかなり微妙なラインです。

ただでさえ投手の外国人枠で余裕がない中で、絶対的な結果を残しているわけではない投手に順番が回ってくる可能性は高くないでしょう。

それでも過去2年は、同じような状況からスタートして結局アダメスやマルティネスの出番が訪れました。今回の支配下登録には、そなった場合に使ってみる外国人がいなかったというのもあると思います。

今年はシーズン中にアメリカから引っ張ってこれるか微妙な状況になっているので、万が一のカードを残しておいて損はないという判断でしょう。

 

これで支配下登録人数は67人に。

残り3枠を巡る育成選手の争いにも注目が集まります。

じゃあね~また明日~

おつあんず~




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