鍵谷陽平のターニングポイントになった試合

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やっほーおはあんず~

今日も、「背番号変更シリーズ2020」をお届けしたいと思います。

今回取り上げるのは、昨シーズン途中に日本ハムからトレード移籍。以降は中継ぎの一角を担った、鍵谷陽平投手です。

 

鍵谷が巨人にやってきたのは6月の下旬。ちょうど交流戦が終わった、ショートブレイクの期間でした。

来た時点では「日ハムのリリーフ」くらいの印象しかなかったんですが、思った以上のパワーピッチャーでしたね。クックが不調、マシソンが怪我再発、デラロサはどうか分からないという中だったので、「あわよくば勝ちパターン」くらいの期待はされていました。

実際にリーグ戦が再開すると、鍵谷はそのまま1軍に合流。

最初は比較的プレッシャーのかからない場面を中心に起用されると、懸念されていたとおり四球は出すものの、意外と失点はしない投球でリリーフカードの一枚に。8月の途中からは僅差ゲームでの登板も増えて、徐々に「いつ出してもいい投手」くらいの信頼は勝ち取っていきました。

成績としても一時は防御率2点台前半になるような高水準で、最終的には27試合で0勝2敗、防御率3.00。

近年のトレード加入投手の中では一番良いんじゃないか?とも思えるような投球で、チームのリーグ優勝に貢献しました。



その鍵谷ですが、おそらくターニングポイントとなったであろう試合があります。それが、7月25日に長良川で行われたヤクルト戦です。

オールスターを挟んだ関係もあって、この時点でまだ移籍後4試合しか登板していなかった鍵谷。うち2試合で失点を喫するなど、「どの程度戦力になるのか?」「このまま1軍で使い続けていいのか?」という意味ではまだまだ疑問符が付いていた頃でした。

その鍵谷は4点ビハインドの5回からマウンドへ。ここで先頭のバレンティンにいきなり特大のホームランを打たれてしまいます。

これによって、微妙に追い上げムードも漂っていた試合が一転して厳しい展開に。ここから四球3つを出す一人相撲で、さらに1アウト満塁のピンチを招きます。

もしこのまま普通に失点していたら、翌日には2軍降格。以降はしばらく1軍に上がれず……という未来も予想されました。ところが鍵谷がラッキーだったのは、ここで迎えたのが9番のピッチャーだったことです。

 

点差もあるので、向こうも特に何も無く「打て」のサイン。

そこで放った打球はセカンドの守備範囲で、4-2-3のダブルプレー。なんとかこの回を1失点でまとめ上げると、同じ試合でマシソンが2失点したこともあって、マシソンが2軍。鍵谷は引き続き1軍となりました。

ここから鍵谷が吹っ切れたのか、以降の試合では11試合連続無失点を記録。登板後5.68だった防御率も、最高で2.28まで良化しました。

もしあそこで普通のバッターを迎えて、犠牲フライで1点でも入っていたら、この活躍は起こらなかったかもしれません。

オフには200万円増の年俸4500万円で更改しましたが、もしこの試合以降の出番がなかったら逆に一気に減らされt3500万円前後になっていたことが予想されます。

いろいろな要素を考えても、この試合「ピンチでピッチャーに回った」ことと「自分以上に失点したピッチャーがいた」という巡り合わせの良さは、鍵谷の今後の人生も大きく左右することになったかも知れませんね。


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