アダメスの何が問題だったのか?結果を残せなかった要因は?

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やっほーおはあんず~

今日は、2019年シーズン限りで巨人を退団することになった選手を取り上げていく企画の第3弾。

今回取り上げるのは、2016年にドミニカでのトライアウトを経て巨人に育成入団。その後支配下登録を勝ち取り、一時はクローザーを任されることもありながら、外国人枠にも泣いて戦力外通告を受けた、サムエル・アダメス投手です。

 

2016~17年

まずやってきた当初は、ほとんど「3軍を回すための人員」みたいなニュアンスの側面も強く、まだ日本の野球になれていないこともあり、2軍にも上がることなく終始3軍でシーズンを終えました。

ところが2017年から2軍に顔を出すようになると、当時は先発としても活躍。一時はローテーションに入って勝ち星を挙げるなど、26試合の登板で4勝4敗防御率3.16と上々の成績。

同じく2軍で投げていたメルセデスと並んで、育成投手陣の中での支配下最有力候補とまで呼ばれるようになりました。

 

2018年

この年からアダメスは、本格的に「リリーフ投手」として、支配下登録を狙うことになりました。

シーズン開幕後イースタンでクローザーとして好投を続けていると、1軍では守護神のカミネロが不調&ゲレーロはコンディション不良の緊急事態が発生。これを受けて、同年6月に支配下登録。即日で1軍登録を果たしました。

その後1軍で何度か登板をしましたが、今度は先発投手が足りないということで、同じ境遇のメルセデスが1軍へ。外国人枠の関係で、入れ替わるように2軍へ降格することになりました。



その後1軍ではメルセデスがチームの救世主的な働き。さらに同じく育成外国人のマルティネスも故障のヤングマンと入れ替わって1軍デビューを果たすなど、外国人枠争いは激化。

アダメスの出番は厳しいかと思われましたが、今度はマシソンが怪我のため2軍落ちというアクシデント。これに伴い、シーズン2度目の1軍昇格。これによって、ゲレーロ、カミネロ、マシソン、マギー(+ヤングマン)の予定で始まった1軍の外国人構想が、アダメス、メルセデス、マルティネス、マギーになるという異常事態も引き起こされました。

更にチームとしてはカミネロ、マシソンの2人の外国人投手がいなくなったことによって、クローザーが空位に。当初は澤村で行くことが検討されましたが、思いの外はまらなかったので撤回。その結果、「一番球が速いから」的な理由で、アダメスがクローザーに抜擢されました。

 

起用されてからは「とにかく頑張ってる」というのが伝わってくるような内容で、懸命な投球で4セーブをマーク。

それでも「打ち込まれる」までは行かないまでも「心許ない」投球も続き、最終的に9月からは山口俊が抑えに回る形でとりあえずの決着。アダメスとしてはなんとか自分の立場を確立させるチャンスだったんですが、ものにしきることは出来ませんでした。

それでもシーズンの半分は1軍にいた格好で、最終的には28試合に登板して3ホールド4セーブ。防御率も3.94でまとめるなど、来年に向けての希望も見せたシーズンとなりました。



2019年

前年の結果を受けてカミネロが退団。マシソンも病気と怪我で出遅れ濃厚など、アダメスにとっては追い風のスタートになる可能性もありましたが、空いたポジションは常に補強されるのが球界の定め。

クローザー候補として新外国人選手のクックが入団すると、投手陣はメルセデス、ヤングマン、クックの3人。野手はゲレーロとビヤヌエバがいたため、外国人枠(4人まで)の都合上アダメスは彼らの保険要因としてスタートしました。

それでもチャンスはあるもので、まずはクローザー候補のクックが怪我でファームへ。さらに野手の2人も調子が上がらず、5月上旬には1軍昇格を果たしました。

 

この時はあくまで一中継ぎ投手としての立ち回りでスタートしましたが、原さんの「とりあえず一通りの投手を試してみる」という序盤方針もあって、中にはセットアッパーとして登板する試合も。

ここで結果を出せたら話は早かったんですが、このチャンスで不安定な投球を露呈してしまって1ヶ月足らずで2軍降格。以降もイースタンの中継ぎの一角としてチャンスを待っていましたが、再び1軍に呼ばれることはなく、残念ながら10月に日本人選手と並んで戦力外通告を受けてしまいました。

ということで、次のページではなぜアダメスが結果を残すことが出来なかったのか?その要因を考えていきたいと思います。


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