坂本工宜が戦力外になった2つの理由

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やっほーおはあんず~

2019年限りで退団が決まった選手について取り上げる企画の第2弾。

今回は、今シーズンの開幕前に支配下登録され、1軍デビューを果たしながらも戦力外通告を受けてしまった、坂本工宜投手です。

坂本工宜は2016年の育成ドラフト4位指名で、読売巨人軍に入団。

そこからいろいろあって、今年の開幕前に支配下登録を勝ち取ったわけです。(詳しい経緯はこちら→坂本工宜が支配下登録!背番号は「58」

開幕前は中継ぎ投手陣の一角を担える存在として、首脳陣・ファンからも期待されていた坂本工宜が、何故1年限りで戦力外になってしまったのか?

その理由を、考えていきたいと思います。

 

まず大きな要因として考えられるのが、「1軍で通用しないところを見せてしまった」という点です。響きだけなら当たり前のような感じがしますが、この「見せてしまった」っていうのが痛いんですよね。

まず坂本工宜は、今年(2019年)のキャンプでの実戦やオープン戦の序盤では、好投を繰り返していました。(だからこそ支配下に上がれたわけですが)

ところが支配下になり、開幕を間近に控えてきた3月中盤以降のオープン戦。

主力選手の出場機会が増えて、状態も上がってくるこの時期の試合で打ち込まれるシーンが目立ち、結果として開幕1軍は逃す形になりました。



それでも開幕直後にチャンスは回ってきて、4月上旬のナゴヤドームから1軍に合流。

次のカードの東京ドームのヤクルト戦でプロ初登板を果たしましたが、この登板で1イニングを投げて3失点。更に翌日もマウンドに上がると、今度は無失点に抑えたものの2本の安打を打たれると、その後登録抹消。

ファームでは先発ピッチャーとしてローテーションに入っての調整をしていましたが、シーズン中に1軍に呼ばれることはなく、ポストシーズン開幕前に戦力外通告となってしまいました。

 

今シーズンの坂本工宜の2軍成績は、23試合に登板(うち10試合に先発)して4勝5敗で防御率3.28。特筆していいとも言いがたいですが、自身のキャリアでは断トツで成績を残したシーズンでもありました。

もし仮に支配下1年目の選手がこの2軍成績で、1軍での登板が一切無かった場合、おそらく戦力外にはなっていません。普通に「順調な成長過程を踏んでいる」と判断されるはずです。

支配下は登録人数の関係で微妙かも知れませんが、翌年以降の契約も育成選手なり何かしらの形で改めて延長されていた可能性が高いと思われます。

ところが坂本工宜の場合、1回1軍に上がっていて、そこでものの見事に打たれてしまっているので、いくら2軍で成績を伸ばしていようと「1軍で通用するわけではない=置いておく理由はない」という解釈になって、戦力外というわけです。

 

これが「1軍で通用しないところを見せてしまった」という事実の恐ろしいところで、1軍登板が無い。すなわち「1軍で通用する可能性がある」状態であればまだ大丈夫なところを、「可能性がない」と思わせてしまったことが残念でした。


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