山口俊の移籍成立の可能性は?ポスティングの流れ(ルール)も解説

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やっほーおはあんず~

昨日、山口俊のポスティング申請手続きが正式に完了したとの報道がありました。

そんなわけで今回は、そもそも現在のポスティング制度のルールとは?(追記:一部内容を訂正しました)

そして、山口俊の移籍が成立する可能性はどのくらいあるのか?の2点を見ていきたいと思います。(前半は事実パート、後半は推測パートです)

参考:山口俊ポスティング容認の疑問と背景と要因の考察

 

まず巨人ファンがあまり慣れていないと思われる、現在のポスティングの流れから説明していきます。(知ってるよ!って方は次のページへGO)

日米間におけるポスティングの制度自体は2012年を境に大きな変貌を遂げています。その時点までは、

日本側の球団がポスティングを申請→MLB機構から各球団に通知→秘密入札方式で各球団が譲渡金を提示(移籍金的なもの)→最高額を付けた球団が30日間の独占交渉権を獲得→契約に至ったら、日本球団に先ほどの金額が支払われる

といったルールで行われていました。



この場合の問題点としては、

・入札金が高騰しすぎる(最高で5000万ドル超)

・選手が球団を選べない

・獲得意思のない入札にペナルティがない

といった点が挙げられていました。そんなわけで改定されたルールによって、現在では

日本球団がポスティングを申請(この時事前に譲渡金を設定)→MLB機構が各球団に金額とともに通知→その上で獲得意思のある場合は、30日間何球団でも自由に交渉可能→契約に至った場合、日本球団に先ほどの金額が支払われる

といった感じに変更されています。

 

この場合客観的に見て一番損をするのは日本の所属球団で、「(上限の都合で)譲渡金が最高でも2000万ドルしか得られない」「設定金額を見誤るとそもそも選手が売れない(ポスティングを認めた段階で売るのは前提のため)」といった点が挙げられます。ただ逆に言うと、「譲渡金1ドル」みたいなふざけた事態にはならずに済むとも言えます。

その他MLB側から見たら、資金力がない球団でも獲得に参戦できたり、必要以上の経費が掛からなかったりといったメリットが。選手側から見たら、好きな球団に入団できる確率が上がったり、よりよい条件を勝ち取りやすくなったりというメリットがあるため、基本的には改正されてよかったルールといえます。


ただこのルールも、2018年11月の協定によって改められました。

これまでに共通していた、「メジャー球団は年俸とは関係なく、所定の譲渡金を日本球団に支払う」という概念が撤回されて、ざっくり言うと「合意した総額に応じた譲渡金を日本球団に支払う」というシステムに変更されました。

あくまで「総額」なので、球団としては「1年100万ドル」よりも「10年500万ドル」の方がどうせならありがたいわけです。

ちなみに現在の譲渡金の算出方法は、「総額のうち2500万ドルまで20%。2500~5000万ドルまで17.5%。5000万ドル~が15%分を足し合わせた額。これに加えて、年度の出来高払いの15%を追加加算」となっています。

いきなり2500万ドル(約28億円)クラスの契約はそうそう生まれないので、基本的には「年俸総額の20%」がもらえる。と解釈しておけば間違いないと思われます。

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